いまさらですが、何度見ても感慨深い動画が、数年前に話題となったJTさんのCM『日本のひととき』です。
長年の友人でお寺仲間でもある北海道のN君から勧められて以来、定期的に見ています。
シリーズもので、いろいろなバージョンがあります。(【和歌】【水引】【折り鶴】【和食】【茶道】など)
日本文化の素晴らしさを再確認するとともに、音楽や映像の美というものを味わうことができます。
なによりも、出演されているリヴ・オドリスコールさんは超絶美人ですし、バックに流れるジョージ・ウィンストンさんの『Longing/Love』は情緒に訴えかけるものがあります。
このCM動画は、現在でも、YouTubeなどで見ることができます。
↑こちらは、茶道篇、和食篇、折り鶴篇です。
ネットサーフィンしておりますと、ナレーションを書き起こしてくださっているブログを発見しました。以下、引用させていただきます。
1. 折り鶴 篇
あそんでいるようで
祈っている。
指先から
願いを吹き込んでいく。
日本には、
想いをのせた鳥が
飛び続けていました。
ひとの
ときを、
想う。
JT
2. 水引 篇
まっすぐな紐が
ひとの想いを描き、
さまざまな表情の
水引(みずひき)が
生まれます。
人生は、言葉で
伝えない想いのほうが、
はるかに多い。
そう思いました。
ひとの
ときを、
想う。
JT
3. 和歌 篇
愛しいひとのことを想って
歌を詠む。
和歌は、
ラブレターでした。
会えない時間は、
会っている時間より、
ひとを想っている。
ひとの
ときを、
想う。
JT
4. 生け花 篇
おもてなしの心を
花というもうひとつの
いのちに託す。
それが、生け花です。
ひとの想いは、
見えるものではなく、
気づくものでした。
ひとの
ときを、
想う。
JT
5. 花火 篇
見上げるひとを増やしたい。
花火には、
そんな想いが
込められています。
一瞬の輝きが、
上を向く時間をくれる。
ひとの
ときを、
想う。
JT
6. 銭湯 篇
描かれた景色は、
眺めるひとまで
美しい景色にします。
ひとりの想いが、
いくつもの心を
あたためている。
ひとの
ときを、
想う。
JT
表現の随所から、阿弥陀さまのお心に似るものを感じます。
「築地本願寺の隣にあるお寺 法重寺」
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